一般財団法人 日本木材総合情報センター 英語のページ
木net内検索  
 
 
木netのロゴ画像
space

木材の種類
国産材 一覧
外 材 一覧

木材と健康
木材と健康
木の色と匂い
木材の感覚
快適な生活のために

木材と環境
地球環境問題と木材


<<戻る 国産材 一覧

「ケヤキ、欅」
(ニレ科 Zelkova serrata)


本州、四国、九州さらに朝鮮、中国に分布しており、造林されることもあります。日本では、重要な広葉樹材の一つで、最近では、特に和風の家具を中心としてケヤキを使うことがブーム時代となっている感があります。北海道には分布していませんので、それ以外の地域での代表的広葉樹材の一つといえます。比較的低い処に生育しているので、われわれの目に触れ易いはずです。東京都内でも並木として植えられることがあり、府中のケヤキ並木も有名です。ケヤキに対する需要が多くなったため、最近では、南洋ケヤキなどといって安い南洋材をケヤキらしく見せて取引する例もあります。

■木材
年輪の境に大きい道管が環状に配列しているため、年輪がはっきりと見え、肌目が粗くなっています。このような組織のため、成長がよいと年輪幅が広くなり、比重が高く重硬になり、木材の表面は光沢があるようになります。成長が悪いとちょうどその逆になり、木材は軽軟になり、光沢が少なくなります。大径になったケヤキには、こぶがあったりするため、木材の中の繊維の配列が不規則になりいろいろな形の“もく”が現れます。美しい“もく”があると、その化粧的な価値が高くなり高価になります。心材は黄褐色あるいは赤褐色、辺材は帯黄白色あるいは淡黄褐色です。加工のし易さは中庸です。曲木になる性質をもつのも特徴です。気乾比重は0.47〜0.69 (平均値)〜0.84で重硬です。心材の保存性が高く、木材が強いので、かっては電柱腕木などに使われました。

■用途
建築(大きな木材は寺社建築、かっては城。現在はむしろ装飾的な部材に。)、家具、臼、杵、電柱腕木、太鼓の胴、器具、彫刻、日常の生活器具などに用いられます。

【特性表】

ケヤキ
気乾 平均収縮率(%) 強さ(MPa) 曲げヤング係数
(GPa)
比重 柾目方向 板目方向 曲げ 圧縮 せん断
0.69 0.16 0.28 98 49 12.7 11.8



<<戻る 国産材 一覧



ご意見はこちらへ サイトマップ

 
木のあるくらし