China News Letter

中国のコウヨウザン森林資源状況

コウヨウザン(Cunninghamia lanceolata (Lamb.) Hook.)はヒノキ科スギ亜科コウヨウザン属の常緑針葉樹で、バビショウ、ユーカリと並ぶ中国南部の主要用材樹種である。中国の最新データ(中国第9回森林調査統計)によると、コウヨウザン林の面積は1,138.7万ha、蓄積は8億5,202万m3にのぼり(表1、表2)。うち、人工林の面積は990万ha、蓄積は7億5,545万m3にのぼる(表3、表4)。湖南省、江西省、広西自治区、福建省、貴州省の5省は面積、蓄積ともトップ5にランクされている。







なお、コウヨウザン人工林の齢級分布は図1、図2に示すように、近熟林、成熟林、過熟林を合わせた面積、蓄積の割合はそれぞれ27.7%、51.4%となっている。