台湾におけるOSBの使用概況

台湾のOSB輸入業者は、主に北米(カナダ)やヨーロッパ(ルーマニア)からこれらの材料を輸入している。 輸入サイズは、海外でよく見られる4フィート × 8フィート(1220 mm × 2440 mm)で、厚さは9、11、15、18㎜を主にしている。

かつては、輸出包装箱の封板や倉庫板などに使われていたが、その後普及し、建築や工事に使われるようになり、さらに、木構造の屋根、壁面の裏面や室内の床などにも使われるようになった。 当初は、まだ明確なホルムアルデヒドに関する規定がなかったが、室内に使用されるようになったため、輸入業者は等級をOSBのホルムアルデヒドの放散量を標準CNS-2215のF3レベルに合わせた。

現在は、内装や家具として、例えば貯蔵箪笥の板、隔間の壁の板、梁の板材など、より身近に使われるようになった。ホルムアルデヒドの放散量はF1レベルの要求に達している。市販価格は約新台幣550~1000元/枚(9~18 mm)となっている。