月刊誌「木材情報」のご案内
1991年6月創刊

月刊誌「木材情報」は、平成3年6月の刊行以来、木材の需給・価格、生産、流通、加工・利用、輸出入等に関する総合情報誌として、木材関係業界をはじめ、行政機関、研究機関、大学、マスコミなど第一線でご活躍の幅広い関係者の方々にご愛読いただいており、平成28年5月で300号を迎えたところです。
本誌はそれぞれの専門家に執筆を依頼し、木材に関わる幅広い分野で今何が起きているかにつき、分析や解説を中心とする記事をお届けすると同時に、木材の価格・需給などに関する最新のデータを掲載しています。
昨今、地球温暖化の防止や自然環境の保全等の観点から、森林・林業や木材利用の重要性に対する認識が高まってきている中で、県や市町村など行政機関の方々が今後の政策の企画立案を行うに当たり、また木材業界の方々が中長期の経営を展望するに当たり、本誌がきっとお役に立てるものと考えております。
木材情報 2025年7月号 目次
世界の森林認証制度の現状と課題−北と南の異なる動きを再認識する−根本 昌彦(公立鳥取架橋大学 教授) | 1~5 |
「低コスト再造林プロジェクト」でみえてきた育林のポイント近藤 禎二 他(元・森林総合研究所 林木育種センター 育種部長)、大貫 肇(物林株式会社 顧問、株式会社レック)、田中 賢治(国土防災技術株式会社 技術アドバイザー)、仲尾 浩(有限会社愛美林 代 | 6~10 |
(株)カンディハウスにおける木製家具の海外市場開拓データ分析と実例紹介三原 洸太郎(株式会社カンディハウス国際事業部 マネージャー) | 11~14 |
マレーシアにおける森林由来カーボンプロジェクトの概要と課題内藤 大輔(京都大学大学院農学研究科 助教) | 15~18 |
最大の市場・米国での構造材の設計強度の認可 —直面した課題と展開— (下)佐藤 雄一(全国木材検査・研究協会検査部長) | 19~22 |
論点:林家と地域にメリットをもたらす取り組みを赤堀 楠雄(林材ライター) | 23~26 |
トピックス東南アジアの合板、家具産業等へのトランプ関税の打撃はあるのか?松藤 恭隆(双日建材) | 27~0 |
表2 木の風景77比叡山延暦寺の改修立花 敏(京都大学大学院 教授) |