木材利用相談Q&A 100
住宅 - 価格に関する利用相談
Q17 | 木造軸組工法、2×4工法などのうち、どの建て方が一番安いですか? | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
平成10年度の住宅金融公庫融資住宅を対象にした工法別の全国平均では、ツーバイフォー工法は184,254円/m2(約61万円/坪)、プレハブ工法は188,462円/m2(約62万円/坪)、木造軸組工法171,108円/m2(約57万円/坪)であり、建設地域の違いも影響していますが、木造軸組工法が一番安くなっています。 1)木造住宅では、木造軸組工法住宅が単位床面積当たり最も安く建築できます(Q16参照)。 2)Q1でも触れているように建築費は地域による差が大きく、ツーバイフォー工法やプレハブ工法の住宅が、生産コストが高い3大都市圏で多く建てられていることと、都市圏であることからその大部分が準耐火仕様(準防火地区に適合した防火性能を持った建築構法)となっていて、防火性能の高い建築材料、構法を採用しているものが多いことも価格差の原因になっています。 工法別の建築工事費単価の推移 (単位:円/m2) 工法別の建築総工事費の推移 (単位:万円/戸) |