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木材利用相談Q&A 100

木材に関する利用相談

木材
Q3 樹種によって木の強さ、収縮率、耐久性が違いますが、一体何が違っているのですか?

樹種によって細胞の種類や形が違いますが、その違いは強さや収縮率、耐久性などにはあまり影響しません。木の強さは、節や目切れなどの欠点の程度によって違ってきます。したがって樹種に固有な樹形や枝の付き方や太さにも影響され、同じ樹種でも材種(寸法と木取り)によって違いがでてきます。欠点が同じ程度なら、木の強さは密度(比重)にほぼ比例します。すなわち、密度の大きい樹種ほど強いといえます。節や目切れなどの欠点による影響は圧縮と曲げで異なり、たとえば梁などの横架材では節の位置によって等級付けが変わります。
 収縮率は方向によって大きな違いがあるので、製材の木取りによって変わってきます。繊維軸の方向にはほとんど収縮しませんが、繊維と直角方向では、ほぼ密度に比例します。したがって密度の小さいキリは収縮率が小さく、家具に適しています。接線方向の収縮率が半径方向の約2倍なので、板を乾燥すれば幅方向に反ります。例外は柾目板だけです。節や繊維走行の乱れなどがあると、不均質な収縮が起こるために縦反り、ねじれ、曲がりなどの狂いが生じます。
 耐朽性は心材に含まれる精油成分の種類と量に大きく依存します。心材は樹種によってそれぞれ特有の精油成分を含んでいます。精油成分は属や科に共通する場合が一般です。辺材にはそのような成分が少ないことと澱粉があるために、耐朽性は劣ります。

木材
Q1 住宅、家具などで私たちの生活を豊かにしている木材の特性を具体的に教えて下さい。
Q2 大気中の二酸化炭素(CO2)の増加による地球の温暖化が大きな問題ですが、木材の利用がその抑制に役立つといわれます。その内容について説明して下さい。
Q3 樹種によって木の強さ、収縮率、耐久性が違いますが、一体何が違っているのですか?
Q4 木は樹種によって特有の香りがあり、香りにはいろいろな作用があるそうですが、どんなものですか?
Q5 木の分類について教えてください。
Q6 住宅、家具に使われている木材の樹種名、色、木理、性質などの解説書、標本を教えて下さい。
Q7 木材が針葉樹材か広葉樹材かを簡便に見分ける方法を教えて下さい。
Q8 スギ、ヒノキ、ヒバの違いとそれぞれの特徴は?
Q9 ラワン、メランティ、セラヤの違いは? 国際的に通用する木の名前は?
Q10 ベイマツ(ダグラスファー)、サザンパインの特徴は?
Q11 SPFとはどんな木ですか?
Q12 レッドシーダとイエローシーダの違いは?
Q13 ホワイトウッド(オウシュウトウヒ)、レッドウッド(オウシュウアカマツ)とは?
Q14 ジャラ、イペ(タベブイア)、ボンゴシ(エッキ)とはどんな木ですか?
Q15 ラオスヒノキ、ラオスマツとはどんな木ですか?日本のヒノキ、マツとはどう違いますか?
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